大会:JリーグD2 第22節
結果:山形 1-0 磐田
場所:NDソフトスタジアム山形 観衆3475
早いものでJ2リーグも折り返し。試合前は雨模様もキックオフと同時に晴れ間が広がり、気持ちの良かったNDソフトスタジアム山形。7位磐田と17位山形との対戦でしたが、序盤から試合の主導権を握ったのは山形。
16分、コーナーキックから加藤選手が体ごと押し込む形で山形が先制。その後もゴール前の競り合いで優勢だった山形。前線でのダイレクトパスも繋がり、リズムある攻撃。しかしラストパスの精度は欠き、スタジアムからはため息も。
磐田もカウンターから反撃のチャンスを伺いますが、中盤での起点を山形に潰され苦しい展開。31分に山田選手のミドルシュートがサイドネットをかすめましたが、前半磐田のチャンスはこれくらい。
フェルナンド監督は後半頭から3枚変え。今シーズンの変則ルールならではの大胆采配ですが、これで磐田はギアアップ。山形ゴールに迫るシーンも増えましたが、逆に山形がカウンターを狙う前半とは逆パターン。63分には中村選手がキーパーとの一対一の場面が訪れますが、杉本選手のビッグセーブで磐田は追加点は許さず。
その後は一進一退の攻防。この試合最大のハイライトが訪れたのは77分。磐田のミスから山岸選手がゴール前でボールを奪い、中央へラストパス。あとは北川選手が無人のゴールに流し込むだけでしたが、このシュートがなんとポストに当たり無得点。
北川選手をフォローするなら、山岸選手のラストパスが浮いてしまいコントロールが難しいシュートだったこと。それでも北川選手の慌てっぷりにはちょっと笑ってしまったほどですが、柳沢選手もビックリのQBK。
そのまま山形が勝ち切ったことで、事なきを得ましたが、キーパーやディフェンダーのミスが厳しい批判に合うように、フォワードのミスにも厳しい目は向けられるべき。まぁそれでも滅多に見られないような珍プレーだっただけに、得した気分にもなったのですが。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6
QBK度 8
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