大会:なでしこリーグ1部 第11節

結果:浦和 4-1 I神戸

場所:浦和駒場スタジアム 観衆1661


後半戦折り返しのリスタートながら、今節ベレーザが敗れたこともあり、頭一つ抜け出した浦和。一方、神戸の崖っぷち状態は続き、一つでも負ければそこで脱落。優勝争いを楽しめるのも最後かもしれない上位対決に、チケットも完売。


しかし試合は予想外の展開。開始2分でキーパーからの繋ぎのパスがミスになると、菅澤選手がそのままゴール。緊迫感のある試合を期待していただけに、なんともがっかりな形からの先制点。神戸は後ろ向きなパスも多く、前節見られた悲壮感は感じられません。


34分には猶本選手からの裏へのボールを、菅澤選手が追加点。ディフェンダーを引き連れながら、最後はループシュートで技ありゴール。今シーズン浦和の独走の要因となっている菅澤選手の得点力。得点王を取ったジェフ時代とはまた一味違った、ストライカーとしての成長が感じられる選手。


浦和は田中選手、岩渕選手を複数人でしっかりチェック。攻守の切り替えも早く、攻め手に苦しむ神戸。そんな中、一人気を吐いていたのが杉田選手。39分にゴール前でのこぼれ球を、ペナルティ外から右隅に決めるミドルシュート。前半のうちに神戸が1点返したことで、まだまだ分からなくなった前半の折り返し。


しかし、またしても後半開始早々、佐々木選手がドリブルでペナルティエリアに侵入すると、神戸はたまらず後ろからファール。あまりにも不用意だったペナルティエリア内での対応。菅澤選手がハットトリックとなるPKを決める大きなリード。


浦和にもゴール前での危険なパスミスもあったのですが、それを決めるか決めないかで、大きく分かれた明暗。エンゲルス監督も2点差つけられながら、一枚の交代カードも切ろうとはせず。逆に60分、猶本選手にゴラッソゴールを決められ勝負アリ。


菅澤選手のみならず、塩越選手の技術や、清家選手の推進力。クレバーなセンターバックコンビと、選手の個性が上手く融合されている今の浦和。最後はキーパーを交代させる余裕を見せての完全勝利。浦和サポーターにとってはさぞ気持ちの良いゲームだったことでしょう。その一方で、早くもリーグの優勝争いは決してしまったようで、一抹の寂しさも感じてしまうのです。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 4

満足度 6

予想外度 6.5