大会:B2リーグ 第4節
結果:東京 57-80 仙台
場所:世田谷区立総合運動場体育館 観衆406
Bリーグも開幕してしばらく経ちますが、他のスポーツ同様に観客は人数制限の上、声を出しての応援は禁止。それでも会場内は常に音楽が流れ、スタジアムDJの方がしっかり盛り上げてくれるので、十分賑やかに感じられるのはBリーグならでは。この日は演出としてオルガンでの生演奏もありましたが、スポーツ会場とオルガンの相性は抜群なのです。
試合はホームの東京が、首位を走る仙台に挑む構図。外国人選手同士のマッチアップなど、ゴール下での攻防は迫力満点。特に仙台のエリック・ジェイコブセン選手の壁は高く、なかなかインサイドへ入っていけない東京。24秒のショットクロックを使い切ってしまう場面も多く、シュートを打てずにチャンスを手放してしまう序盤。
逆に仙台はジェイコブセン選手や笹倉選手のポイントでリードを広げて行きますが、第2Qではなかなかシュートが決まらずスコアボードが止まった状態。ここで追い上げるチャンスの東京でしたが、同じように得点出来ず仙台にお付き合い。ロースコアの前半は仙台が10点差を付けて折り返し。
後半頭から仙台がギアアップ。片岡選手の連戦ポイントで一気に試合の流れを引き寄せると、渡辺選手の3ポイントシュートも当たり出し、リードを広げる仙台。食い下がりたい東京でしたが、逆に澤邉選手のスティールで流れを渡さない仙台の試合巧者ぶり。
東京はケイン・ロバーツ選手の高速ドリブルで場内を沸かすシーンもありましたが、セーフティリードの仙台は慌てることなくフリースローを積み重ね、終わってみれば57-80の快勝。試合を通して仙台が主導権を握り続け、ほとんど東京へ流れが傾くことのなかったゲーム。東京のホームゲームながら、仙台の良さばかりが目立つ試合となってしまいました。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 5
名勝負度 4.5
満足度 5
オルガンいいね度 7
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