大会:ジャパンカップ
結果:横浜 4-7 東北
場所:KOSÉ新横浜スケートセンター
今季から横浜グリッツがアジアリーグに新規参入したことで、関東圏の人達にもグッと身近になったアイスホッケー。今までは近くても日光まで行く必要がありましたが、それが横浜で見られるありがたさ。キャパシティの関係もあり、チケットもなかなかの入手困難ぶり。横浜の年内ホーム最終戦で、ようやく現地観戦の運びとなりました。
初勝利を目指す横浜は、開始1分で池田選手のシュートが決まり幸先良い立ち上がり。その4分後にもゴール裏から周りこんだ梅野選手のラストパスを、再び池田選手が押し込みゴール。早々に2点のリードを奪い、「今日こそは」の期待感も膨らむアリーナ。
しかし東北も10分に人里選手のミドルシュートが、キーパーの肩口を打ち抜き反撃の狼煙。第2ピリオド序盤にも、篠原選手の浮かしたパスを山本選手がダイレクトに決める技アリの同点ゴール。
流れが東北へと傾きかけそうなった24分、茂木選手のゴールが決まり、再びリードする横浜。これがチームを勇気付ける得点となり、その2分後には角舘選手→松渕選手と繋がり、流れるようなファインゴール。この試合2度目の2点差を付けて勢いに乗る横浜。
しかしまだまだ時間は十分。東北は相手ゴール前からパックを奪いに行き、横浜にプレッシャーをかける激しいディフェンス。第2ピリオド終了間際には大宮選手がゴールを決めて、追い上げる東北。攻守の切り替えが早く、一進一退の攻防が続くシーソーゲーム。
何か壁を越えるような試合では、キーパーの活躍が必要不可欠ですが、何度もファインセーブでゴールを死守していた小野選手。しかし43分、キルプレーから人里選手のミドルシュートでゴールを許すと、52分にもカウンターから人里選手に決められ、ついに東北が逆転。
残り2分、パワープレーで得点を狙う横浜でしたが、逆にパワープレー返しを喰らい勝負アリ。逆転ゴールを決められる直前は、ポスト直撃のシュートなど怒涛の攻勢の時間だっただけに、横浜にとっては悔やまれる試合展開。ただ試合終盤では地力の差も出てしまったでしょうか。届きそうで届かない初勝利は持ち越し。それでも一進一退のアグレッシブな展開に、アリーナもヒートアップ。合計11得点が入る熱戦で、大いに楽しませてくれた試合でした。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
勝てそうで勝てない度 7
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