大会:第97回全国高等学校野球選手権大会 東京大会
結果:芝浦工大高 1-2 東京実業
場所:江戸川区球場
夏の高校野球のシーズンがやってきました。近場の球場でも東京大会が行われていたので、フラっと観戦へ。予選大会と言えど、まさに高校野球の雰囲気満載の中、試合観戦を楽しむことができました。
ブラスバンドの演奏に合わせて、チアリーダーが踊る光景も高校野球ならではですね。プロ野球では聞かれないような曲が聞けるのも楽しみの一つですが、僕が聞きたかった「あまちゃんのテーマ」は、残念ながら聞けませんでした。
凡打しても走ってベンチに戻る。相手選手が落とした帽子を拾ってあげる。高校野球ならではのさわやかな光景が広がります。それにしても部員はいまだに坊主のようですね。僕も中学時代は野球部とサッカー部のどちらに入るか迷いましたが、坊主が嫌なのでサッカーを選びました。昭和なら分からなくもないですが、さすがに時代遅れの感じもするのですが・・・
試合のほうは両高校とも、毎回ランナーを出すものの最後の1本が出ない展開。東京実業は5回にボークで失点。7、8回には満塁のチャンスを作りましたが、これを生かせず、敗色濃厚のまま9回ツーアウトまで来てしまいました。
「野球はツーアウトから」という言葉がありますが、そうそうここから巻き返せるものではありません。最後のバッターかと思われたセカンドゴロを、芝浦工大高は痛恨のエラー。東京実業はここから奇跡の同点打、さらに延長12回に決勝点を上げ、死闘を制して見事な逆転勝利を飾りました。
スコア以上に内容の濃い試合で、高校野球のレベルの高さをまざまざと感じることができました。それにしてもフラっと入った試合で、これほどの死闘が見れようとは。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6.5
名勝負度 7
満足度 7.5
さわやか度 8
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