結果:日本 20-45 世界選抜(World XV)
場所:秩父宮ラグビー場 観衆12740
いよいよ目前に迫ってきた、ラグビーワールドカップに向けての壮行試合。エディー・ジョーンズヘッドコーチになってから、世界ランキングも一時期ベスト10入りするなど、今までになく期待感も高まっています。悲願のワールドカップ勝利に向けて、世界選抜(World XV)との対戦を現地観戦です。
世界選抜と言われても、ラグビーの知識が浅い僕には、どれくらいのメンバーなのか今ひとつ分かっていませんが、事前の情報などによると、南アフリカを想定した、世界選抜の名にふさわしい布陣のようです。といっても、この試合のために集められた即席チーム。ワールドカップへ向けて、日本もそこそこいい勝負するのではと期待していたのですが・・・
世界選抜のベリック・バーンズ選手は、距離のあるペナルティキックを確実に積み重ね、前半20分にはタンゲレ・ナイヤラボロ選手のスピードに乗った個人突破。極めつけは後半19分、流れるようなパスワークからの見事なトライ。これぞ「世界選抜」と言えるプレーを随所に披露してくれました。
日本も前半13分に決めたトライは、パントキックからの見事な連携でしたし、後半26分にはスクラムトライも決めました。「さぁここから!」という流れの直後に5本目のトライを許し万事休す。常に先手を取られる試合展開も、痛かったでしょうか。
即席チームに一蹴されてしまう、番狂わせの起こりにくいラグビーの現実を見せられた思いでしたが、世界レベルのプレーは楽しむことが出来ました。2019年の日本ワールドカップに向けて、会場でも様々なプロモーションも行われていましたし、レフリーの視線カメラがビジョンに流れるのも、面白いアイデアですね。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 5
満足度 6
一蹴度 7
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