大会:2016リオオリンピック世界最終予選
結果:日本 1-3 韓国
場所:東京体育館
リオオリンピック出場権を賭けた世界最終予選。アジア大陸予選も兼ねているとのことで、いまひとつレギュレーションが分かりにくいですが、ここが天王山なのは間違いなし。2連勝と最高の流れで迎えた韓国戦を、現地観戦して来ました。
序盤からライバル同士らしく、一歩も引かない展開に。韓国はキム・ヨンギョン選手、日本は長岡選手を中心に点の取り合いになり、第1セットからサドンデス突入。終始先手を取っていた日本でしたが、韓国は脅威の粘りを見せ、逆転でこのセットをものにしました。
これで勢いに乗った韓国は、日本を圧倒。キム・ヨンギョン選手には3枚のブロッグを付けますが、高さだけでなく上手さもあるのが、この選手の凄いところですね。キム・ヒジン選手の気迫のサーブも強烈で、日本デフェンスは散々苦しめられました。
後のなくなった第3セット。負傷の木村選手を下げるなど、大幅に選手を入れ替えた眞鍋監督。この采配が功を奏し、このセットはものにしましたが、日本の反撃はここまで。緻密な選手交代を行っていた両監督。チャレンジシステムへの対応など、監督の采配も今後の試合では重要さが増して行きそうです。
やはりこの試合のキーになったのは、第1セットの攻防でした。ここで勢いを増した韓国と、がっくりした日本。主力選手達が今ひとつ調子が上がらない中での敗戦も、気になるところです。まだまだ序盤戦とはいえ、天王山を落とした日本。ついつい「なでしこジャパン」の予選敗退を思い出してしまいます。オリンピックの看板チーム二つが、出場出来ないなんてことにならなければいいのですが・・・
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 5.5
天王山度 6.5
0コメント