結果:湘南ベルマーレ 6-0 ヴォスクオーレ仙台
場所:小田原アリーナ 観衆985
開幕間もないFリーグですが、スタートダッシュに失敗し、いまだ勝利無しの両チーム。しかしまだまだ巻き返すだけの時間はたっぷりあるだけに、反攻のきっかけとなる試合にしたいところでしょう。現在10位の湘南と11位仙台との下位対決を現地観戦です。
試合は序盤から激しいボールの奪い合いで、主導権争いが続く展開に。しかし前半6分、湘南がゴール前の崩しから、ロドリゴ選手が冷静に押し込んで先制。この得点によって試合の流れは一気に湘南ペースへ傾きました。
ロドリゴ選手はこの先制点の他にもハットトリックと大活躍。特に3点目はヒールで決めるゴラッソなシュートも見せてくれました。12分には安嶋選手が追加点、18分には植松選手がロングシュートを叩き込み、前半のうちに5-0と湘南の圧倒的な展開で前半が終了します。
追い上げたい仙台は、後半開始4分からパワープレーを開始。しかし湘南の激しいプレスに苦しみ、なかなか数的有利を生かすことができません。前掛かりになっているスキをつかれる悪循環に陥り、逆に6点目を奪われ万事休すとなりました。
一方の湘南はキーパーのファインセーブなどもあり、守備でもシャットアウト勝利。6-0とホームでの完勝となりましたが、これからの反攻のきっかけとなるような、勢いのつく勝利かもしれませんね。
後半のほとんどの時間でパワープレーを使っていた仙台。やはりフィールドプレーヤーの数が違うパワープレーは、全く別の競技のようにも見えてしまいます。同人数での面白い試合を見せるためには、パワープレーの時間制限なども必要になってくるのではないでしょうか。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6
名勝負度 4
満足度 6
パワープレー失敗度 7
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