結果：ジェフユナイテッド千葉 ０－１ 水戸ホーリーホック
場所：フクダ電子アリーナ 観衆9132
Ｊ２も今節から折り返しの後半戦突入。思うような成績を残せていない両チーム同士の対戦ですが、特に千葉にとって水戸はアウェーで敗戦を喫している相手。ホームでのリベンジで、後半戦に勢いをもたらすことが出来るでしょうか。９位の千葉と18位の水戸との対戦を現地観戦です。
試合開始直後、ペースをつかんだのは千葉でした。右サイドの突破から、何度も水戸ゴールに迫ります。セカンドボールも拾えるので２次攻撃３次攻撃と続き、現在の成績が嘘のような厚みのある攻撃を見ることができました。
しかし千葉の攻勢はここまで。前半15分くらいからピタっと勢いが止まってしまいました。勢いのあるうちに得点が取れないと、流れが変わってしまうことはよくありますが、それにしてもあっさりと流れを渡してしまった印象のある千葉。
前半39分には水戸に中央からスルーパスを通されて、白井選手が落ち着いて先制ゴール。水戸にとってもこの後はなかなかチャンスを作れませんでしたから、まさにワンチャンスをモノにした形となりました。
先制点を許した千葉は、その後はリズムも悪く攻めあぐねる時間が続きます。期待の長澤選手はチャンスを作りますが、凡ミスも多い印象。チーム全体でも精度の部分は課題が多いですが、特にクロスの精度はもう少し上げてもらわないと。試合の面白さにも直結するプレーですからね。
オナイウ選手投入後は、水戸ゴールに迫るシーンも増えましたが、水戸のしたたかさが上回った結果となりました。水戸にとっては大きな勝ち点３。逆に千葉は苦しい状況が続きますが、現状の成績よりも心配なのが、面白い試合を見せられなくなっていること。関塚監督の正念場ですね。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 5
名勝負度 5
満足度 4.5
尻つぼみ度 6
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