大会:第92回水球日本選手権 決勝
場所:東京辰巳国際水泳場
リオ・オリンピック出場で、一躍注目度の高まった水球。「水中の格闘技」とも呼ばれるスポーツですが、攻守の切り替えの早さでも、その激しが伝わってきますね。オリンピック選手達も出場した、水球日本選手権の決勝戦を現地観戦して来ました。
それでは男女決勝戦2試合の感想を少しづつ。
女子決勝
秀明水球クラブ 12-10 藤村
前半を終わって9-2と、秀明水球クラブの圧倒的優位で試合は進んでいました。秀明水球クラブの楽勝ムードと思いきや、後半から藤村の怒濤の追い上げを見せます。中野選手のループシュートが面白いように決まり、7得点の大活躍。しかし秀明水球クラブが前半のリードを守り切り、逃げ切る形での優勝。一方的な試合展開から一転して、決勝戦らしい緊迫した試合となりました。
男子決勝
Kingfisher74 10-9 ブルボンウォーターポロクラ柏崎
一進一退とはまさにこのこと。取って取られての展開が続き、お互いに点差が開くことがありません。その中でもブルボンのJoseph Henry Kayes選手のパワーは圧巻でした。驚きのバックハンドシュートを決めるなど一際目立った活躍でしたが、シュートがポストに嫌われる場面も。最後までどちらに転ぶか分からない白熱の決勝戦は、Kingfisher74の勝利で幕を閉じました。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 7
満足度 7
一進一退度 8
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