大会:キリンチャレンジカップ2016
結果:日本 4-0 オマーン
場所:テレビ観戦
オマーンには申し訳ないですが、まったく興味の引かれないマッチメイク。しかしフレッシュな顔ぶれのスタメンが並び、注目度は俄然アップ。この試合の注目は新戦力の一点です。
その中で2得点の活躍を見せた大迫選手。裏へ抜けられる動きに加えて、ポストプレーも出来る日本では貴重なワントップタイプ。2点目のゴール前での落ち着きも、大迫選手の真骨頂というプレーでした。しかし大迫選手はもともとブラジルワールドカップメンバー。「新戦力」と呼ばれてしまうほどのブランクが悔やまれます。
齋藤選手も「らしい」プレーは何度か見せましたが、大迫選手ほどのインパクトは残せず。逆に交代で入った原口選手の存在感が際立ってしまいました。左サイドの競争が激しい一方で、右サイドの駒不足感は否めません。
浅野選手をテストしていましたが、消化不良気味。本田選手の衰えが鮮明になってきた今、右サイドの発掘は急務のように思えます。解説の鈴木さんもコメントしていましたが、チャンスをモノにした選手だけが、スタメンとして生き残っていきます。その意味ではこの試合でチャンスを掴めたのは、大迫選手と小林選手だけでしょうか。
それでもピッチ上では、激しい競争意識が見え隠れしていました。もっと早い段階からこういうレギュラー争いをしていれば、新陳代謝も進んでいたでしょうが・・・ 今年最後の大一番、サウジアラビア戦のスタメンは大いに気になる所です。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 4.5
満足度 6.5
大迫半端ない度 6
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