大会:JFL 1stステージ第6節
結果:東京武蔵野シティFC 1-0 FC今治
場所:武蔵野陸上競技場 観衆1046
JFL2位と4位の上位対決。2位にいるのは武蔵野ですが、強そうに見えたのは今治。前半からポゼッションで圧倒し、武蔵野は守備に追われる展開。
しかし、ボールを支配しているから優勢というわけではないのがサッカーの常で、武蔵野も鋭いカウンターからチャンスを演出。ポゼッションの差に比べて、決定機の数は五分五分という印象でした。
試合終盤にいくに連れて、今治の猛攻が続きます。ゴール前に人数をかけて、なんとか凌ぐ武蔵野。そして迎えたアディショナルタイム。今治のキーパーへのバックパスが、ループシュートのようになってしまい、まさかまさかの結末。90分間耐え続けた武蔵野が、報われた形とも言えるでしょう。
ボールを支配しながら一本でやられてしまうのは、ポゼッションサッカーの宿命。陣形が整っている相手を崩すのと、前がかりの裏を突かれるのでは、得点が生まれやすいのは当然後者。こういう事故のような失点も、ある程度しかたのない部分もあります。
それでも吉武監督の言う、「10回やって何回勝てるか」では、このサッカーで間違いないですし、何よりテンポの良いパスサッカーは見ていて気持ちがいい。勝った武蔵野よりも、支持したくなるサッカーなのです。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6.5
ウソみたいな結末度 7
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