大会:なでしこリーグ2部 第3節
結果:ちふれASエルフェン埼玉 1-1 ニッパツ横浜FCシーガルズ
場所:しらこばと運動公園競技場 観衆227
給水タイムも導入されたほど暑かったこの日のコンディション。これから選手達には厳しい季節になってきました。
先制したのは埼玉。高野選手が1対1の勝負から縦に突破。鋭いクロスを高橋選手が頭で合わせたファインゴール。埼玉の得点はこの1点のみでしたが、サイドを起点とした攻撃の意図はハッキリと見てとれました。
特に薊選手が高い位置でボールを持つと、必ず仕掛けて見ていて気持ちがいい。左サイドから何度もチャンスを演出しましたが、さすがにこの炎天下では消耗戦。後半はサイドバックに下り、さらに長い距離を走っていましたから、その運動量には驚かされました。
それでも埼玉はトラップミスやパスのズレなど、細かいミスでチャンスをフイにする場面も。1部では毎回苦しむ埼玉も、2部に下がれば主導権を握れるチーム。そろそろそこから脱却するには、常に1部レベルを意識したプレーをして欲しいですね。
一方の横浜はPKからの1点で、埼玉のような攻撃の狙いはなかなか見られず。選手の補強を見ても、今シーズン力の入れようが伝わるクラブ。しかし、後半投入した大滝選手にもただ放り込むだけなど、まだまだ選手の特徴を活かしているようには見えませんでした。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5
神は細部に宿る度 5
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