大会:天皇杯 第46回日本車いすバスケットボール選手権大会
結果:宮城MAX 87-78 NO EXCUSE
場所:武蔵野の森総合スポーツプラザ
車いすバスケの天皇杯決勝。両チームには藤本選手や香西選手など、日本代表選手がズラリ。その中で、ひときわ目立つ女性選手。否が応でも藤井郁美選手のプレーには注目してしまいます。
屈強な男子選手の中に、女子選手がいる事自体が驚きでしたが、そのプレーを見てさらにビックリ。大会9連覇中の強豪チームの中にいても、紛れもない戦力。千脇選手とのマッチアップや、密集からのシュートなど、大男を手玉に取る通快さも感じるほどでした。
試合は一進一退の展開でしたが、第3Qを終了して55-50と宮城がリード。しかしここからNO EXCUSEが怒涛の反撃。勢いをもたらしたのはもちろん香西選手。キレのあるドリブルを止めるのは難しく、3ポイントもズバズバ。宮城もこれに対抗する形で、第4Qは点の取り合いの応酬。
まさに一進一退の展開に、会場内のボルテージもヒートアップ。両チームとも最後まで譲らず、69-69と同点のままタイムアップとなりました。5分間の延長戦では王者宮城が突き放しましたが、ここでも活躍したのが藤井選手でした。
ハイレベルな好勝負と見応えあるプレーに満足。アリーナも多くの観客で埋まり、始めての「天皇杯」という名前にも相応しい決勝戦だったのではないでしょうか。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
紅一点度 7
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