富士通フロンティアーズ vs 関西学院大学ファイターズ

大会:第72回ライスボウル

結果:富士通 52-17 関西学院

場所:東京ドーム


新年明けましておめでとうございます。2019年のスポーツ観戦始めはライスボウルから。


アメフト観戦は2年ぶりとなるので、まずはルールを思い出しながらの観戦。スタジアム内にはルール説明とプレー解説の実況も流れているので、ビギナーにも嬉しい配慮。ただ試合開始しばらくは、プレーのスピードに全く目が付いていけませんでしたけどね。


試合は社会人王者の富士通が、終始主導権を握る展開。とくにニクソン選手のパワーとスピードには、関西学院はついていくことが出来ずに、苦しめられます。学生と社会人でもフィジカルの差はあるでしょうが、助っ人外国人となるとそれ以上でしょうからね。


関西学院は第2Q早々にタッチダウンを奪い、反撃の狼煙を上げますが、ここでも立ちはだかったのがニクソン選手。42ヤードをぶっちぎりのタッチダウンを決め、流れを関西学院に渡しません。


第3Qには3タッチダウンを決め45-10と富士通が大きくリード。この時点で席を立つ観客も多く見られました。関西学院も第4Qには意地の1タッチダウンを決めますが、反撃もここまで。


社会人王者の富士通が危なげなく完勝し、ライスボウル史上初の3連覇を達成しました。これでライスボウルは社会人チームの10連勝。結果もさることながら、内容でも差が分かる試合。社会人と学生の試合なので、当然と言えば当然なのですが、そろそろその役割も終わりが近づいているのではないでしょうか。


それでも東京ドームを満員に出来る貴重なコンテンツ。もっとアメフトの面白さをアピール出来るやり方があればいいのですが。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 5

名勝負度 4.5

満足度 4.5

無風度 7