結果:フウガドールすみだ 6-0 エスポラーダ北海道
場所:駒沢屋内球技場 観衆1409
Fリーグの開幕戦、とはとても思えないほど淋しかった駒沢球技場周辺。ポスターや出店が出ているわけでもなく、開幕戦という「お祭り感」は一切なし。アリーナの中で何が開催されているのか外からは分からないので、通りがかった人が「入ってみよう」とはとても思わないでしょう。
事前の告知もほとんど知られていない状況。情報を追いかけている自分ですらなかなか目にしないのに、一般の人たちに開幕戦のことをどれほど知られていたか? 観客数減少がささやかれている中で、あまりに淋しく感じてしまったFリーグの集客マネージメント。
そんな中で行われたオープニングマッチは、すみだと北海道の対戦。試合序盤から終始すみだペース。すみだはガリンシャ選手やデネル選手のキープ力を生かし、そこからのポストプレーで攻撃を展開。7分にガリンシャ選手のゴールで先制すると、前半のうちに4得点。攻守の切り替えも素晴らしく、北海道にほとんど何もやらせなかった前半。
どんなに一方的な試合でも、必ず劣勢になる時間はあるもの。しかし、この試合で北海道が流れを掴んだ時間帯はほとんどなし。カウンターのチャンスでも、パスがずれて自滅する場面も多く、まだまだ「合っていない」印象。
ガリンシャ選手のハットトリックもあり、すみだが得点を重ねること6得点。勝負が決してからのパワープレーでは見る側の興味も減少。もう少し早い段階で、北海道にはリスクをかけた反撃を見せて欲しかったですけどね。
というわけでオープニングマッチはすみだの完勝。すみだの出来を褒めるべきか、北海道の不甲斐なさを嘆くべきか。これだけのワンサイドゲームを見るのも久しぶり。試合内容や試合外でも、幸先が不安になってしまったFリーグ開幕戦でした。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5
名勝負度 3
満足度 4.5
開幕感度 4
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