ニッパツ横浜FCシーガルズ vs ちふれASエルフェン埼玉

大会:なでしこリーグカップ2部 第3節

結果:ニッパツ横浜FCシーガルズ 1-2 ちふれASエルフェン埼玉

場所:ニッパツ三ツ沢球技場 観衆767


日本代表がワールドカップ期間に突入したため、なでしこリーグもカップ戦が再会。この日は飲水タイムが取られるなど、真夏のようだったコンディション。ベンチからもぺースダウンの指示が出るなど省エネモード。客席からは「走れー」という檄をよく聞かれますが、本当は「走り過ぎるなー」って言わないと。


先制したのは横浜。ゴールキーパーから繋ぐ埼玉のパス回しを狙って、高い位置でボールを奪うと上津原選手がそのままゴール。


その後は攻める埼玉、守る横浜の構図。なかなか攻撃の形を作れない横浜に対し、ボール支配率で上回る埼玉。ただ、中央から無理にこじ開けようとする攻撃が多く、そこからカウンターを受けることもしばしは。ウイングとサイドバックの距離も遠いので、サイド攻撃も単発で終わることが多い状況。


しかし、43分に左サイドを突破した中村選手がゴールを決めて同点。83分には右サイドから薊選手のドンピシャクロスを祐村選手が合わせて逆転。前半ではなかなか見られなかった、サイドを攻略した埼玉の逆転勝利。再三の中央攻撃が、このための布石だったとしたら凄いですけどね。


2部の中では補強が活発だった両クラブ。ただ横浜は昨年の得点源だった大滝選手と中村選手の抜けた穴は、埋められていない印象。一方鳴り物入りで埼玉に加入の長野選手。遠くが見えているロングフィードなど、さすがのプレーも披露。やっぱり2部でプレーさせておくには、もったいない選手だと思うんですけどね。


試合採点

ハッスル度 5.5

見応え度 6

名勝負度 6

満足度 6

5月猛暑度 7