大会:FIFAワールドカップカタールアジア2次予選
結果:日本 4-1 タジキスタン
場所:テレビ観戦
日本代表9連戦の中で、一番見たい試合がセルビア戦だとすれば、逆にあまり興味を惹かれないアジア2次予選。一応公式戦ではあるものの、すでに日本の2次予選突破は決定済み。実力差も明白の中で、予想通り先発メンバーも大幅入れ替え。
しかしタジキスタンは2次予選突破がかかっているらしく、序盤からアグレッシブな試合の入り。それでも開始6分で古橋選手のゴールが決まると、意気消沈するかと思いきや、その2分後にまさかのタジキスタンの同点弾。日本がメンバーを変えたことと相まって、予想以上に「普通の試合」に。
両サイドバックの連携など、急造チームならではのコンビネーション不足は感じられましたが、古橋選手や橋本選手など、十分代表レギュラーでもやれるポテンシャルを発揮。一昔前の代表では、ちょっとメンバーを変えただけで明らかな戦力ダウンを感じていましたが、今や選手層も厚くなったものです。
この試合のもう一つの隠れテーマとして、前後半のトップ下。前半は南野選手で後半から鎌田選手。やはりボールがスムーズに回ったのは鎌田選手が入った後半。しかし鎌田選手自身の得点への意識は高くないようで、配給役がメイン。得点力の高い南野選手との共存はやはりストロングとなるわけで、この問題を解決する4ー3ー3のテストも、これから増やしていって欲しいもの。
先日のガーナ代表が4軍だったと話題になっていますが、日本はメンバーを落としたとしてもしっかりと差をつけて勝利。ハリルホジッチ監督時代まで、世代交代が日本の課題だったことを考えると、ここまで大きなグループを作れているのは森保監督の功績。気になっていた交代カードの遅さも、最近では気にならなくなっていますが、インタビューの平凡さだけは変わらないですが。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6
名勝負度 5
満足度 6
意外と普通度 6.5
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