大会:U-16アジア選手権
結果:U-16日本 0-2 U-16韓国
場所:テレビ観戦
アジア大会男女。香川選手のドルトムント復帰。U-16アジア選手権と、サッカー三昧の日が続いていますが、僕が今一番注目していたのがこのU-16吉武ジャパンです。
2013年U-17ワールドカップで見せてくれた、上質なパスサッカー。圧倒的なボール保持率で、後半は相手選手のほとんどが足をつってしまう、日本が強く見える痛快なサッカーを展開していました。選手が入れ替り、はたしてU-17と同じようなサッカーができるのか非常に注目していました。
グループリーグ3戦は、得意のパスサッカーで相手を圧倒して行きますが、アンダー世代ならではのミスも出て、グループ2位通過。準々決勝は宿敵韓国との対戦に。U-17ワールドカップ出場権をかけた「絶対に負けられない戦い」です。
突出した個性は無いが、平均して全員が技術が高いという日本の特徴(弱点?)を生かした組織サッカーと、バルセロナユース所属のイ・スンウ選手率いる韓国サッカー。「組織vs個」のほこ×たて対決となりました。結果は個の圧勝。イ・スンウ選手のスーパーゴールに、精神的にも叩きのめされたように映りました。
内容で圧倒的に支配していても、個の力一発で勝負がついてしまうサッカーの面白い部分ではあるのですが・・・しかし日本に個の力が無い以上、この戦い方を続けるしかないように思います。
来年のU-17ワールドカップ出場権を逃した吉武監督。今後の去就が気になるところですが、個人的には上のカテゴリーや、海外での指揮も見てみたい監督です。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 5.5
名勝負度 5
満足度 5
モヤモヤ度 9
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