大会:ヤマザキナビスコカップ FINAL
結果:サンフレッチェ広島 2-3 ガンバ大阪
場所:埼玉スタジアム2002 観衆38126
曇り空のナビスコカップ決勝。観客数は38126人とまずまずでしたが、国立では満員に見えても、埼スタでは空席が目立ってしまいます。僕のようなどちらのサポーターでもない、中立のサッカーファンをいかに取り込むかが鍵でしょうね。
どんな大会でも決勝戦は、先制点を取られたくない思いから固い試合が多くなり、ロースコアゲームなど意外と名勝負が少ないものです。大阪も明神選手を先発に起用して、まずは守備から入ってきました。
前半は完全に広島ペース。青山選手、佐藤選手はさすがのプレーを見せていましたね。そして前半20分のPK獲得。このPKが試合を動かす大きなポイントになりました。ある意味このPKの1点は、ロースコアを狙う広島にとっても誤算だったのではないでしょうか。後半に入ると大阪が前線からボールを奪いに行きます。
点の取り合いなら断然大阪。怒濤の攻撃を見せ、後半71分、見事大森選手が2点差からの逆転ゴールを奪いました。この試合でも、アシストや素晴らしいドリブルのキレを見せていた宇佐美選手。「選手選考は監督の好みだ」とはオシムさんの言葉ですが、どうやらアギーレ監督の好みでは無い宇佐美選手。監督の趣味に合わせるか、このまま突き抜けて実力で認めさせるか、今後の活躍にも期待です。
決勝戦らしからぬ点の取り合いに、ガンバ大阪の逆転劇と、内容の濃いナビスコカップ決勝戦となりました。大阪はこれで勢いがつきましたね。次のリーグ戦天王山、浦和戦がますます楽しみになりました。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6.5
名勝負度 6.5
満足度 7
逆転劇度 7
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