浦和レッズL vs 岡山湯郷Belle

大会:国際女子サッカークラブ選手権2014 3位決定戦

結果:浦和レッズL 4-0 岡山湯郷Belle

場所:味の素フィールド西が丘 観衆1041


初めて日本勢同士の対決となってしまった3位決定戦。この日は注目のJリーグ最終節も行われていました。なんとか1日日程をずらすことはできなかったのでしょうか。


思いのほか大差がついてしまったこの試合。吉田監督の采配も冴え、試合は終始浦和のペースで進んでいきました。浦和の攻撃の起点となっていた柴田選手。リーグ戦ではサイドをやることが多かったですが、猶本選手の負傷により、ボランチにコンバートされます。「ヤングなでしこ」の時にはトップ下を務めていましたから、もともとはセンター向きの選手なのでしょう。


ユース部門のアジア年間最優秀賞を取ったほどの逸材ですから、ボールコントロール、ドリブル、テクニック、見ていて本当に楽しい選手です。今日はヘディングシュートまで決めましたから、文句無しの出来でした。


今日の試合を最後に、再び海外挑戦する大滝選手。途中出場直後に、見事ゴールを決めました。まだまだ少ない日本の大型選手。大滝選手のさらなる成長にも期待です。完敗に終わってしまった湯郷ベル。福本選手の負傷交代も痛かったですが、やはり宮間選手頼みの感は否めません。こういう試合で交代枠を使い切れない台所事情も厳しいですね。


皇后杯での巻き返しはあるでしょうか。試合後一人残ってファン対応をしていた宮間選手。代表選手はプレー以外の人間性も本当に素晴らしいですね。西が丘はピッチとの距離が本当に近くて、選手達の声もよく聞こえてきます。しかし気をつけないと、近すぎてよくテレビに映りこんでしまいます。仕事をサボって来れないスタジアムですね。


試合採点

ハッスル度 5

見応え度 6

名勝負度 5

満足度 6

采配成功度 7