野球とサッカー 観客動員

日本を代表する2大スポーツ。野球とサッカー。現在はどちらが人気があるのでしょうか。前回はテレビ視聴率の比較をしましたが、やはり一番わかりやすいデータは観客動員数になります。


2014年シーズンのデータで比較してみましょう。


(野球 1試合平均)

1位 巨人 41921人 2位 阪神 37355人 3位 ソフトバンク 34284人 4位 中日 27790人 5位 広島 26455人 6位 日本ハム 26358人 7位 オリックス 23663人 8位 DeNA 21730人 9位 西武 20811人 10位 楽天 20142人 11位 ヤクルト 19983人 12位 ロッテ 16999人


(サッカー 1試合平均)

1位 浦和 35516人 2位 F東京 25187人 3位 横浜FM 23088人 4位 新潟 22979人 5位 C大阪 21627人 6位 鹿島 17665人 7位 名古屋 16734人 8位 川崎 16661人 9位 仙台 15173人 10位 神戸 15011人 11位 広島 14997人 12位 G大阪 14749人 13位 清水 14210人 14位 鳥栖 14137人 15位 甲府 12171人 16位 大宮 10811人 17位 柏 10715人 18位 徳島 8884人


巨人の1試合平均41921人はすごい数字ですね。東京ドームの収容人数は46000人ですから、地方開催も含め、全試合満員ということになります。ある意味これ以上無い数字といえるでしょう。


一方の浦和の35516人という数字も、無観客試合を含めて悪くはありませんが、優勝争いをしたシーズンが、前年度の37100人よりも下回っているのは問題かもしれません。サッカーの場合、緩衝地帯や雨の影響もありますが、観客動員数は2007年をピークに減少しているようです。2007年浦和の1試合平均は46667人。これはすごい数字ですね。巨人を超える数字です。


来シーズンから2ステージ制に変わるJリーグ。2007年の活気を取り戻せるか注目です。観客動員では平日の動員数を見ても、やはり野球に分があるように思います。特にパ・リーグの成長が目覚ましいですね。巨人の地上波中継がめっきり減った現在。パ・リーグとセ・リーグの格差は、ほとんど無くなっているのではないでしょうか。