大会:ラ・マンガU-23女子国際大会
結果:U-23日本 0-1 U-23アメリカ
場所:テレビ観戦
同じU-23でも男子はスカパー、女子は地上波。時代の変化を実感しつつ、サッカーもゆくゆくはバレーボールのようになって行くのか・・・
この世代は「何なでしこ」と呼ぶのでしょうか? ラ・マンガU-23女子国際大会の初戦、アメリカ戦です。高倉監督のコメントにもあるように、ミスの多い試合になってしまいました。ビルドアップ、繋ぎの部分でパスミス連発。相手にプレッシャーをかけられると、あっさりミスしてしまうのも気になります。
日本につられたのか、アメリカも精度を欠いたプレーが多く、フラストレーションのたまる試合展開になっていました。そしてもう一つ気になったのが消極的なプレーです。2012年に日本で開催された、U-20女子ワールドカップ。「ヤングなでしこ」と呼ばれた彼女たちが、あそこまで人気が出た理由は、かわいいルックスだけではないはずです。
勝負を恐れずドリブルを仕掛け、遠めのレンジからでもガンガンシュートを狙う。良い意味で「怖いもの知らず」の積極的な姿勢に、今までの日本代表にはない、アグレッシブさを感じていました。しかしこの日の試合では、そのアグレッシブさはすっかり影を潜めていました。
あれから3年、様々な挫折や経験をつんで、大人のサッカーに変わろうとしているのでしょうか。確かにイケイケドンドンでは、上の世代では通用しないでしょう。しかし、彼女たちの魅力である「積極性」は、残りの試合で見せてもらいたいものです。
試合採点
ハッスル度 3.5
見応え度 4
名勝負度 4
満足度 4
アグレッシブ度 4
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