大会:ラ・マンガU-23女子国際大会
結果:U-23日本 2-3 U-23スウェーデン
場所:テレビ観戦
合宿無しでの即実戦、時差、シーズン前、などなどマイナス要素を差し引いても、散々な出来だったアメリカ戦。はたして中1日で立て直すことはできるでしょうか。ラ・マンガU-23女子国際大会第2戦のスウェーデン戦です。
アメリカ戦の続きを見ているかのような試合の入り方。スウェーデンとの体格差は歴然です。だからこそパスワークや、コンビネーションは日本の生命線になってきます。外国人選手との体格差を凌駕するパスワークで、初めて互角の戦いになる日本。しかしそこの精度が低ければ、この日の前半のような展開になってしまう良い例でした。
ザッケローニ監督が初めて日本代表の練習を見たときに、選手の技術の高さに驚いたそうです。しかし練習と試合の技術は別物。激しいプレッシャーの中での技術。雨や風の中でのコントロール。荒れたピッチでのテクニック。試合の中で生かされてこそ本物の技術と言えるでしょう。
しかし、後半は切り替えを見せてくれました。前線からのプレスもはまり。ビルドアップの段階のミスが減ってリズムも出てきました。白木選手と柴田選手の得点もお見事。しかし、前がかりになっていた所をつかれてロスタイムに失点。まだまだ「甘さ」も残りました。
これで2連敗となってしまった日本。ワールドカップなら予選敗退決定です。残り1試合をどのように戦うかは彼女達次第。このままでは「なでしこ入り」を目指すどころか、ますます背中が遠くなるばかりです。
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 5.5
技術度 5.5
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