大会:FPFアルガルベカップ 2015
結果:日本 1-2 デンマーク
場所:テレビ観戦
いよいよワールドカップイヤーの幕開けとなりました。4年前とは比べ物にならない注目度で行われるであろう、今年のカナダワールドカップ。その前哨戦とも言える、アルガルベカップの開幕です。
ワールドカップ初戦のつもりで臨んだデンマーク戦。しかし内容と結果は、ショッキングなものでした。毎年この大会の初戦は低調な内容になることが多いですが、今回は慣れ親しんだベストメンバー。同情できる点は審判団のレベルの低さくらいでしょうか。この試合が本当にワールドカップ初戦でなくてホッとしています。
U-23の試合でも感じましたが、やはり日本の生命線はパスワーク。その精度が低ければ、苦しい展開になることは目に見えています。しかしU-23の急増チームとは違い、長年コンビネーションを磨いてきたチャンピオンチーム。国内組はシーズン前とはいえ、いったい何があったのかと心配になるほどです。
もちろん収穫もあります。途中投入の菅澤選手と宇津木選手。菅澤選手のヘディングのポストプレーは、外国人選手相手でも負け無し。宇津木選手は短い時間ながら、よくボールを奪えていました。いよいよ鉄板だったレギュラー陣に、メスが入れられる時が来たのではないでしょうか。
初戦にして優勝の可能性はほとんどなくなってしまいましたが、目先の勝利よりも、大切なのはワールドカップでの一勝。男子のように、本番で一度もやったことのないパワープレーなどしなくて済むように、今出せる課題は、全て出すことが重要でしょう。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 4.5
名勝負度 5
満足度 4.5
心配度 7
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