フランクフルト vs パリ・サンジェルマン

大会:UEFA女子チャンピオンズリーグ 決勝

結果:フランクフルト 2-1 パリ・サンジェルマン

場所:ネット観戦


ヨーロッパをリードしているのはドイツ勢。そこに近年勢いを増しているフランスが追いかける構図でしょうか。男子の場合はチャンピオンズリーグ優勝=世界一と言えますが、女子の場合はアメリカの存在は無視できません。昨年まで川澄選手が在籍していたシアトル・レインなども、非常に魅力あるチームでした。当然日本のクラブもそこに絡んでいきたいですね。


さて、試合のほうはフランクフルトの優勢で展開していきます。前半32分、シャシッチ選手の力強いヘディングシュートが決まり先制。しかし、前半40分にはショートコーナーから、デリエ選手のこちらもヘディングシュートで、パリ・サンジェルマンが同点に追いつきます。


後半に入るとフランクフルトの猛攻が続きますが、キーパーのファインセーブや、体を張ったディフェンスで、最後の所で得点を許しません。この展開はパリ・サンジェルマンの逆転勝利もありそうな雰囲気になっていきましたが、後半アディショナルタイム、イスラッカー選手の技ありゴールが決まり試合終了。フランクフルトが4度目となる欧州制覇を成し遂げました。


期待の安藤選手ですが、まだかまだかと投入を待っていましたが、後半87分にようやく途中出場。ボールタッチは数回でしたが、積極的にゴールを狙おうとする意識は伺え、決勝ゴールの場面でもゴール前にしっかりと入っていました。試合終了の瞬間をピッチの上に立つことができ、日本人史上3人目の快挙達成となりました。


サッカー最高の舞台と言えば、ワールドカップの決勝と、チャンピオンズリーグの決勝。そのどちらも経験している女子は、本当に素晴らしいですね。男子でこの偉業に最も近づいたのは、バイエルン時代の宇佐美選手。この夢の舞台に立つ日本人選手を目にする日は、はたして訪れるでしょうか。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6

名勝負度 6.5

満足度 6

夢の舞台度 8