大会:JリーグD1 1stステージ第10節
結果:柏レイソル 3-3 浦和レッズ
場所:日立柏サッカー場 観衆12620
毎回点の取り合いが期待できるこの対戦。チケットも入手しずらい好カードですが、今回は平日開催ということもあり、なんとかチケットゲット。打ち合いの試合を期待しつつの現地観戦です。
両チームの放ったシュートの合計は30本。様々なバリエーションの攻撃の形や、完全に崩してからのシュート。キーパーのファインセーブも飛び出し、両チームとも、クオリティの高い攻撃を見せてくれました。やはりシュートの精度が高いと試合が締まりますね。
ゴール前での攻防も見応え十分でした。柏にとっては、勝ち星を逃した格好の結果になってしまいましたが、何度も浦和ゴールを脅かし、後半は完全にゲームを支配していました。
クリスティアーノ選手のドリブルは非常に効果的でしたし、菅野選手も再三のファインセーブでチームを救います。ここまで苦しい状況が続く柏ですが、今日の内容は、首位の浦和にまったく引けを取らないものでした。
一方の浦和の攻撃も、非常にダイナミックです。両サイドをワイドに使った攻撃や、速攻、セットプレーなど、様々な形から得点が奪えます。ズラタン選手の負傷は少し心配ですが、武藤選手が絶好調です。浦和のサッカーにフィットしているようですね。今の旬は「こっちの武藤選手」でしょう。
優勝するチームは、必ずこういう苦しい試合をものにしてきますが、武藤選手のアディショナルタイムのゴールが決まった瞬間、ぐっと浦和の優勝が近づいたでしょう。期待通りの打ち合いの試合、それもハイレベルでの点の取り合いに、大満足の平日ナイターとなりました。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 7.5
名勝負度 7
満足度 7.5
攻撃のバリエーション度 7
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