結果:ヴォスクオーレ仙台 2-4 名古屋オーシャンズ
場所:ゼビオアリーナ仙台 観衆1326
仙台遠征最後の試合はフットサルです。野球とサッカーが同日に行われることは珍しくありませんが、フットサルまでもが同じ週末に開催された点が、珍しい出来事なわけです。相手は絶対王者の名古屋オーシャンズ 。見逃すわけには行かない一戦です。
森岡選手の強さや、セルジーニョ選手のテクニックに目を奪われますが、名古屋の強さの秘密はディフェンス力。前線からの激しいプレッシングに、仙台はほとんどボールをつなぐことができません。多くの時間を守備に追われてしまう仙台ですが、スキを見て攻撃を仕掛けようとしても、ハイプレスが襲いかかるという苦しい展開になっていました。
こうなると狙うはカウンター一本。ゴレイロ村山選手のファインセーブでなんとかしのぎつつ、数少ないミスを狙って名古屋ゴールに迫りましたが、得点には至りません。逆に名古屋は慌てることなく、前半6分に中村選手、前半19分に八木選手がゴール。後半12分には仙台の清水選手に1点返されますが、すぐさま1分後に酒井選手が取り返します。
ここ最近、この試合展開によく遭遇しますが、嫌な流れを引き戻せるのが、強いチームの特徴ですね。その後両チームとも1点づつ取り合いますが、名古屋が盤石の強さを見せての完勝でした。
というわけで、今回の仙台遠征は仙台チームの全敗という結果でした。当然、試合観戦がメインの目的なのですが、その土地土地の特徴も楽しみの一つです。仙台には30分圏内に3つのスポーツ会場があり、そのどれもが素晴らしいスタジアムです。全てアクセスが良いことも他にない大きな特徴ですね。
特に今回の最大の目的にしていた「ゼビオアリーナ仙台」は、黒ずくめの最高にカッコいいアリーナでした。陸上競技場や体育館など「スポーツをする」ことをメインとした会場が多いなか、「スポーツを見る」ことに徹底的にこだわった、日本に珍しいタイプのアリーナではないでしょうか。杜の都仙台は、「スポーツの都」とも言えるかもしれませんね。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 5
満足度 6.5
ハイプレス度 7
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