ヴォスクオーレ仙台 vs 名古屋オーシャンズ

大会:Fリーグ 第13節

結果:ヴォスクオーレ仙台 2-4 名古屋オーシャンズ

場所:ゼビオアリーナ仙台 観衆1326


仙台遠征最後の試合はフットサルです。野球とサッカーが同日に行われることは珍しくありませんが、フットサルまでもが同じ週末に開催された点が、珍しい出来事なわけです。相手は絶対王者の名古屋オーシャンズ 。見逃すわけには行かない一戦です。


森岡選手の強さや、セルジーニョ選手のテクニックに目を奪われますが、名古屋の強さの秘密はディフェンス力。前線からの激しいプレッシングに、仙台はほとんどボールをつなぐことができません。多くの時間を守備に追われてしまう仙台ですが、スキを見て攻撃を仕掛けようとしても、ハイプレスが襲いかかるという苦しい展開になっていました。


こうなると狙うはカウンター一本。ゴレイロ村山選手のファインセーブでなんとかしのぎつつ、数少ないミスを狙って名古屋ゴールに迫りましたが、得点には至りません。逆に名古屋は慌てることなく、前半6分に中村選手、前半19分に八木選手がゴール。後半12分には仙台の清水選手に1点返されますが、すぐさま1分後に酒井選手が取り返します。


ここ最近、この試合展開によく遭遇しますが、嫌な流れを引き戻せるのが、強いチームの特徴ですね。その後両チームとも1点づつ取り合いますが、名古屋が盤石の強さを見せての完勝でした。


というわけで、今回の仙台遠征は仙台チームの全敗という結果でした。当然、試合観戦がメインの目的なのですが、その土地土地の特徴も楽しみの一つです。仙台には30分圏内に3つのスポーツ会場があり、そのどれもが素晴らしいスタジアムです。全てアクセスが良いことも他にない大きな特徴ですね。


特に今回の最大の目的にしていた「ゼビオアリーナ仙台」は、黒ずくめの最高にカッコいいアリーナでした。陸上競技場や体育館など「スポーツをする」ことをメインとした会場が多いなか、「スポーツを見る」ことに徹底的にこだわった、日本に珍しいタイプのアリーナではないでしょうか。杜の都仙台は、「スポーツの都」とも言えるかもしれませんね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 5

満足度 6.5

ハイプレス度 7