ジャパン vs 南アフリカ

大会:ラグビーワールドカップ2015

結果:日本 34-32 南アフリカ

場所:テレビ観戦


ついに開幕しましたラグビーのワールドカップ。日本の初戦もお昼ごろにテレビ中継されるので、録画予約もバッチリ完了。しかし朝起きるとヤフーニュースで日本の勝利が報道されているではないですか。なんとテレビは録画放送。痛恨のミスは続き、BS1ではなく日本テレビのほうを録画したものですから、CM入りの試合を見るハメに・・・


最も番狂わせの起きにくいスポーツでもあるラグビー。対格差で劣る日本が、なかなか世界で結果を残せなかったスポーツの一つでもあるのですが、エディー・ジョーンズヘッドコーチが就任してから、みるみる世界ランクも上げて行きました。


今までにないくらい期待の高まるなかでのワールドカップ。それでも初戦の南アフリカ相手に、勝利を予想できた人は少なかったのではないでしょうか。世界屈指のパワーを誇る南アフリカ相手に、日本陣内でのデフェンスの時間が続きます。


スクラムでも圧倒され、フィジカルの差は歴然でした。そんな中で生まれた日本のドライビングモールの得点は、日本に自信を与えるものでしたし、南アフリカにとっても予想外の得点だったのではないでしょうか。南アフリカが常に先手を取る展開でしたが、日本も五郎丸選手のペナルティキックで、しぶとく得点を重ねていきます。


ほとんど得点差を離されることなく、粘りの試合展開に持ち込めたことも、南アフリカに焦りを与えることになりました。試合終盤、ゴール前での日本のファールに、南アフリカはペナルティキックを選択。この選択が、勝敗の分かれ目になったのではないでしょうか。


この7分後、日本は真逆の選択をすることになります。後半40分、南アフリカのファールに、日本はほとんど圧倒されていたスクラムを選択。ペナルティキックでも同点に追いつくことができますが、「勝利」のみを追い求めたエディージャパン。サムライと名の付く日本代表チームは多いですが、本物のサムライジャパンを初めて見た思いです。


ヘスケス選手が見事トライを決め、最後の最後で日本が逆転に成功しました。結果を知っていながらのテレビ観戦でしたが、それでも鳥肌モノの一戦。テレビ中継でも、涙を流す観客の方も映っていましたが、それぐらいの凄い試合でした。この世紀の一戦を、ライブで見逃したことは痛恨の極みです。


選手も監督も、まだワールドカップは始まったばかりとコメントしていますが、今はこの偉業の余韻に浸りたい気持ちで一杯です。4年後は日本開催のラグビーワールドカップ。それなのに、録画中継でいいのですか?


試合採点

ハッスル度 10

見応え度 9

名勝負度 8

満足度 10

金星度 9.5