大会:AFC U-23選手権 カタール2016
結果:U-23日本 2-1 U-23サウジアラビア
場所:テレビ観戦
試合後のインタビューで「中東のシュミレーションとしても上手く行った」とコメントしていた手倉森監督。後がない本気のサウジアラビアに対して、テストしつつの完勝。フィールドプレイヤーを全てピッチに送り出し、監督としての評価もグングン上昇中です。
フォーメーションも4-3-3へと変更し、攻撃でも数的優位で崩す場面も見られるようになりました。大島選手のスーパーゴールは、文句無しに素晴らしいですが、あんなシュートは滅多に見られるものではありません。もっと増やしていきたいのは2点目の形。
サイドで受けた南野選手が、中央へドリブルで切り込んでのラストパス。それを井手口選手が確実に流し込んだシュート。この形こそ、高さもフィジカルも必要としない、スピードと連携を生かした日本らしい攻撃ではないでしょうか。
ゴール前での不用意なファールや、中東の笛には注意が必要ですが、3戦して尻上がりに調子が上がっていることも、期待感が高まります。手倉森監督のチームマネジメントも今の所完璧。そんな状況でも、次に負けてしまえば全てが水の泡ですから、準々決勝のイラン戦は大一番ですね。手倉森監督の言う「シビれる試合」が待っていそうです。
それにしても、たった勝ち点2で決勝トーナメントに進出した北朝鮮は、不気味な存在です。3位決定戦とかで再び当たらなければいいですが・・・
試合採点
ハッスル度 5.5
見応え度 6.5
名勝負度 5.5
満足度 6.5
シュミレーション度 7
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