プロフェッショナル修斗 舞浜大会

大会:MOBSTYLES Presents FIGHT & MOSH

場所:舞浜アンフィシアター


プロフェッショナル修斗の舞浜大会を現地観戦してきました。格闘技の試合をライブ観戦する時に感じるのは「音」の凄み。パンチやキックがヒットした時に響くリアルな衝撃音や、セコンドの指示もハッキリ聞こえるなど、テレビでは味わえない臨場感を楽しめます。立ち技で苦戦していても、寝技での逆転劇が見られるのも修斗の魅力ですね。


第1試合

オニボウズ ○-● 藤田ケオン寿大

立ち技の攻防で、手数に勝る藤田選手が優勢な展開でしたが、後半カウンターパンチをもらいダウン。オニボウズ選手の判定勝ち。


第2試合

美木航 △-△ 青井人

グラウンドの攻防は、上下が激しく入れ替わる消耗戦。判定でも優越付かずドロー決着。


第3試合

土屋大喜 ○-● CORO

お互いに寝技でチャンスがあったものの決めきれず。CORO選手の疲れが見え始めた後半、土屋選手の肩固めが決まり一本勝ち。


第4試合

高橋遼伍 ○-● 内藤太尊

内藤選手の左右スイッチする、変幻自在の攻撃が続いていましたが、残り2分で高橋選手の強烈パンチをくらいダウン。ローブローのマイナスポイントも響き、高橋選手の判定勝ち。


第5試合

ランボー宏輔 ●-○ 前田吉朗

ちびっこ達の大声援を受けていたランボー選手。1Rにはパンチでダウンを奪いますが、前田選手に上手く逃げられ畳み掛けられず。結局のスリーパーで一本取られ逆転負け。今日一番盛り上がった試合でした。


第6試合

宇野薫 ○-● ファン・チョンホ

2R開始早々、宇野選手のスリーパーが決まり一本勝ち。プロデビュー20周年を迎えた宇野選手の、円熟のテクニックはまだまだ健在。


第7試合

斎藤裕 ○-● キム・ミンジェ

試合開始早々、斎藤選手がテイクダウンを奪うと、グラウンドでも終始優勢に進め、落ち着いてスリーパーで一本。この大会唯一の1R決着となりました。


第8試合

松本光史 ○-● 川名雄生

トリッキーな動きを見せる川名選手に対し、落ち着いて構える松本選手。静と動の対決ですが、2Rに川名選手のパンチが決まりテイクダウン。勢いが川名選手へ傾きますが、ここを耐えた松本選手は、3Rにスリーパーが決まり、見事な逆転一本勝ちとなりました。個人的には今日のベストバウト。


第9試合

菅原雅顕 ●-○ 扇久保博正

立ち技からグラウンドへの勝負に持ち込む扇久保選手。「攻める扇久保、守る菅原」この展開が最終5Rまで続き、残り10秒の時点で扇久保選手のフロントスリーパーが決まり一本勝ち。立ち技でも終始優勢と、メインイベントにしては扇久保選手の強さが際立った試合でした。


大会採点

ハッスル度 5.5

見応え度 6

名勝負度 6

満足度 5.5

逆転度 6.5