大会:JリーグD1 1stステージ第9節
結果:浦和レッズ 4-1 名古屋グランパス
場所:埼玉スタジアム2002 観衆42547
首位の浦和と11位の名古屋の対決。絶え間なく強風が吹き続け、選手には難しいコンディションの試合でしたが、見る側もなかなか集中できない環境の中での試合観戦となりました。ゴールデンウィークのスタートとなった、Jリーグ第9節を現地観戦です。
前半風上に立ったのは浦和。得意の大きな展開を狙うロングボールは、風に流されラインを割ることもしばしば。しかし、後半に入ると何本ものサイドチェンジを通すなど、しっかり調節するあたりは流石ですね。
好調浦和の原動力となっている、興梠、李、武藤選手のKLMトリオ。この3人と両ウィングを絡めたゴール前でのコンビネーションは、見ていてワクワクするほどの楽しさがあります。特に武藤選手が決めた4点目は、多くの選手が攻撃に関わった見事なゴール。5年目の指揮となるミシャサッカーが、今まさに花咲いているのではないでしょうか。
伊藤選手のデビューを送り出すなど、4点目以降は浦和の独壇場。今の浦和にとっては、名古屋は難しい相手では無かったのかもしれません。ここまでの強さを見せてくれると、アジアの頂点への期待も高まって来るほどです。
逆に心配になってしまうのが名古屋。シモビッチ選手のとんでもないシュートは決まりましたが、チームとしての形はなかなか見えて来ません。確かに身長199センチが中央で待ち構えていれば、単純なクロスでも怖さはあるのですが・・・ 期待と注目を集めて開幕した小倉監督のサッカー。ここまで結果が出ていないこと以上に、内容も伴っていないことが苦しいところでしょうか。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 4.5
満足度 6
KLM度 7
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