FC岐阜 vs V・ファーレン長崎

大会:JリーグD2 第16節

結果:FC岐阜 2-4 V・ファーレン長崎

場所:岐阜メモリアルセンター長良川競技場 観衆4074


代表戦の名古屋遠征の流れで長良川競技場へ。J2も毎年上位争いをする顔ぶれが変わり混沌としたリーグになっていますが、その中でも岐阜は現在10位と健闘中。逆に昨年プレーオフ進出を果たしましたが、今季は19位と苦しんでいる長崎との対戦を現地観戦して来ました。


長崎は開始3分、セットプレーから高杉選手がゴールを決めて早々に先制します。ここから怒濤のゴールラッシュが続くわけですが、その3分後には裏へと抜け出した永井選手がしっかりと決めて追加点。この日の永井選手は、決勝ゴールを含めハットトリックの大活躍でした。


早々に2失点してしまったホームの岐阜ですが、レオミネイロ選手がゴール前で倒されPK獲得。このゴール以外にもバーを叩くシュートを放つなど、長崎にとって怖い存在になっていました。しかしシミュレーションでイエローカードを受けるなど、ファールをもらいに行くプレーも目立ちました。


南米では当たり前でしょうが、どうも日本人気質には合わないプレーに見えてしまいます。その後もノーガードの打ち合いは続き、前半だけで2-4と、6得点が3分おきぐらいに入る展開が続きました。追いかけるラモス監督は、前半のうちに2枚の交代カードを使う積極采配。得点にはつながりませんでしたが、何度も長崎ゴールに迫る場面を作り、攻撃サッカーを十分楽しむことができた前半でした。


しかし後半に入ると一転して固い展開に。両チームともさすがに守備を締めてきましたが、前半とはうってかわってシュートシーンがほとんど見られなくなってしまいます。リードする長崎は当然の選択ですが、追いかける岐阜には前半のサッカーを続けて欲しかった。1-0の勝利より、4-5で負けたほうが、ラモス監督らしくて面白いんですけどね。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 5.5

名勝負度 6

満足度 6

ノーガード度 6