日本 vs ブルガリア

大会:キリンカップサッカー2016

結果:日本 7-2 ブルガリア

場所:豊田スタジアム 観衆41940


日本国内でヨーロッパのチームと対戦できる数少ないチャンス。しかしどうしても相手は1.5軍のメンバーになってしまうのですね。例えば日本代表がフィジーやタヒチに親善試合を招待されたら、本田選手や香川選手は参加しないのでしょうか? などと素朴な疑問も浮かんでしうキリンカップサッカーを現地観戦です。


前半4分に岡崎選手、続けて26分には香川選手が頭で合わせて得点を奪います。ともに流れの中からの見事なゴールでしたが、その起点となっていたのはボランチからのサイドチェンジでした。原口選手を起用するなど、ボランチには試行錯誤している様子のハリルホジッチ監督ですが、ディフェンスの長谷部選手とオフェンスの柏木選手、この組み合わせが一番シックリ来ているように見えます。今日の試合ではブルガリアがあまりに自由にやらせてくれたこともあったのですが・・・


前半34分には清武選手と香川選手の連携で追加点を奪うと、勝敗は決してしまいました。日本のゴールラッシュは喜ばしいことですが、次々と生まれるゴールに試合の緊張感は薄れる一方。絵に描いたような帳尻合わせのPK判定など、大味な展開にもなってしまいました。


そんな中での川島選手のPKストップは、試合を引き締めるものでしたし、この試合で一番盛り上がった場面となりました。「脱本田ジャパン」という課題からも、申し分のない結果ではありましたが、ブルガリアが再三相手をフリーにするなど、あまりにも期待外れだったことも確か。やはり1軍が来てくれないのなら、こちらから出向くしかないと思うんですけどね。しかし、今までにない決定力を見せてくれた試合だったことも間違いありません。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 3

満足度 7

決定力度 7