結果:ポルトガル 1-0 フランス
場所:テレビ観戦
開催国フランスと初優勝を目指すポルトガルとの決勝戦。この試合のハイライトは開始早々、C・ロナウド選手のファーストタッチに、フランスのパイエ選手が挨拶代わりのタックル。ポルトガルの絶対エースに厳しく当たるのは当然のプレーですが、問題はこれが意図的に削りに行ったプレーかどうかということです。
開催国ということもあり、スタジアムの大多数はフランスサポーター。フランスが優勝して幕を閉じることが、おそらく一番のハッピーエンドになるはずでした。このプレーが起こるまでは・・・
結局C・ロナウド選手はピッチを去ることになるのですが、フランス人でもポルトガル人でもない、多くの中立のサッカーファンにとって、この出来事によりポルトガルを応援する気持ちが大きくなったのでないでしょうか。相手の絶対エースを引きずり下ろすことに成功したフランスでしたが、それと同時に「ヒール」に変わってしまった瞬間でもありました。
試合自体は決勝戦らしく固い展開に。延長後半4分にエデル選手のミドルシュートが決まり決勝点。他の試合の解説をしていた岡田さんもコメントしていましたが、このレベルになると、あのレンジからでも強烈なシュートが枠に飛んできます。
やはりココが日本のレベルと一番の違いでしょうね。枠に飛べばゴールはもちろん、キーパーがセーブするも良し、ポストに当たっても盛り上がります。吹かしたシュートは溜め息しか出ませんからね。
ポルトガルが初優勝を飾り、結果的にはハッピーエンドになりました。今回は、ウェールズやアイスランドのような、ダークホースの活躍も大会を面白くしてくれした。まさにワールドカップでの日本の目指す立ち位置ですね。C・ロナウド選手が監督の隣で指示する場面は笑ってしまいました。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6.5
満足度 6
ハッピーエンド度 7
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