バルドラール浦安 vs 名古屋オーシャンズ

大会:Fリーグ 第10節

結果:バルドラール浦安 3-5 名古屋オーシャンズ

場所:浦安市総合体育館 観衆1209


見事アジアチャンピオンとなって凱旋帰国した名古屋オーシャンズ。リーグ戦は試合数が少ない影響で順位は2位ですが、唯一無敗をキープ。ホームの浦安は7位と低迷していますが、絶対王者を止めることはできるでしょうか。Fリーグ第10節を現地観戦です。


試合は序盤から名古屋ペース。名古屋の波状攻撃に浦安は防戦一方。しかし前半1分、一瞬のスキをついた加藤選手のシュートが見事に決まり、浦安が先制します。


浦安のファーストシュートがゴールに結びついた形となりましたが、名古屋に慌てる様子はまったくありませんでした。名古屋の特徴でもある積極的なプレスに、浦安はボールを回すことができません。前半3分にはセットプレーからダニエル・サカイ選手、前半8分には中村選手が押し込んで逆転。


セットプレーのバリエーションが豊富なのも名古屋の強味ですね。万全の強さを見せた前半の名古屋でしたが、浦安も1点差でしのいだことで、後半に望みを繋ぎます。後半3分にダニエル・サカイ選手が追加点を決めますが、浦安も徐々にボールを回せるようになります。後半9分にはコーナーから小宮山選手がボレーで決めて1点差。


ここから試合は一進一退の展開に。両チームとも攻守の切り替えが早くなり、ゴール前の攻防も多い見応えのある展開が続きました。しかし、後半17分に八木選手が追加点を決めて勝負あり。浦安はこの後パワープレーに入り最後まで粘りを見せましたが、またしても名古屋の牙城を崩すことはできませんでした。


しかし、後半は浦安ペースの時間帯もあるなど、名古屋を苦しめた試合でしたが、それでもしっかり勝つのが絶対王者のゆえんですね。点差以上にスリリングで面白い試合を見せてくた、両チームの熱戦でした。


試合採点

ハッスル度 6.5

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 7

波状攻撃度 6.5