大会:なでしこリーグ1部 第12節
結果:日テレ・ベレーザ 3-0 INAC神戸レオネッサ
場所:味の素フィールド西が丘 観衆1443
なでしこリーグも後半戦がスタート。これで3週連続ベレーザの試合観戦となりましたが、それくらい今のベレーザは強くて面白いサッカーを見せてくれています。一方3位のINACにとっては、ここで負ければ優勝争い脱落くらいの試合。カップ戦中断明けのチームの変化にも注目したいところです。
前半は一進一退の攻防。両チームとも何度かチャンスは作るものの、シュートまではなかなか持ち込めません。そんな膠着状態の中で放った中里選手のシュートが、INACの選手に当たりそのままゴールへ。ここ最近の試合でも、前半は苦しめられる展開が多いベレーザにとっては、運も味方につけた先制点となりました。
ベレーザの強さの源はディフェンス力だと、このブログで何度か書きましたが、この試合でもハイプレスは健在。特にショートパスを繋ぐINACは、相性の良い相手なのかもしれません。その後も2点を追加して危なげなく勝利。ここ3試合で11得点0失点と、ちょっと強すぎますね・・・
一方のINACにも変化は見られました。チョ・ソヒョン選手のセンターバックコンバートは、特徴の強さが生かされていましたし、伊藤選手の復帰も明る材料。何より福元選手のベンチからの声が、最大の変化でした。それでも肝心のサッカーの中身は、大きな変化は見られませんでした。
両サイドの選手が中央に入ってしまう癖は、男子代表を見ているよう。数年前の攻撃力がウソのように、得点の予感をまったく感じることが出来ません。「世界一のクラブを目指す」目標がまだあるのならば、佐々木則夫監督なんてのも、面白いと思うのですが・・・
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6
名勝負度 6
満足度 6
変化度 5.5
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