結果:アルバルク東京 80-75 琉球ゴールデンキングス
場所:テレビ観戦
国内リーグの試合が地上波中継されるなど、ちょっと記憶にありませんが、それくらい歴史的な試合となったBリーグ開幕戦。
やはり思い出されるのがJリーグの開幕セレモニー。風船式のキャラクターが膨らんで行く様子はニュースなどでもよく見かけますが、それと比べると演出技術の進歩や、時代の経過も感じられた華やかなオープニングセレモニーでした。
NBLの東京と、bjリーグの琉球というカードも、今までには実現出来なかった対戦カード。プロレスで言う団体の壁を超えた「夢のカード」のようで、これからもフレッシュな対戦カードが見られるのも楽しみの一つです。
さて、試合のほうはさすがに両チームとも固さが見られます。特に琉球はイージーミスなども目立ち、東京に点差を開けられてしまう展開。もちろんこの試合はただの公式戦の一つではありません。
テレビで初めてバスケットの試合を見てる人達に、どれだけ「魅力」と「面白さ」を伝えられるかという使命も与えられた開幕カード。そんなことは選手達が一番良くわかっているでしょうが、点差の開いていく展開に、多少心配にもなってしまいました。
しかし流石はbjリーグチャンピオンの琉球。第4Qからジワジワと追い上げを見せ、残り2分を切って3点差。ここから勝負はどちらに転ぶかわからない、バスケットならではのスリリングな試合を見せてくれました。
「これを決めればもっと面白いのに」とか「ここでミスしてしまうのか」とか、詰めの甘さを感じることもありましたが、この緊張感の中で十分素晴らしい試合だったと思います。Jリーグがそうであったように、日本代表の強化にも繋がっていくような、国内リーグに発展して行ってもらいたいですね。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 7
満足度 7
歴史的度 10
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