東京武蔵野シティFC vs ヴェルスパ大分

大会:JFL 2ndステージ第14節

結果:東京武蔵野シティFC 4-2 ヴェルスパ大分

場所:蔵野市立武蔵野陸上競技場 観衆855


「サッカーのほとんどは退屈だ」という明言もありますが、勝敗が関係ない中立観戦者にとっては、その傾向はさらに強くなります。しかしその退屈を吹き飛ばすような面白い試合があるのも事実。しかしその面白い試合がいつ見られるかは運しだい。カテゴリーのレベルが上がれば面白くなるとも限らないのが、サッカーの奥深さでもあるのですが。JFLも終盤戦、武蔵野と大分の対戦を現地観戦です。


開始3分で試合は動きます。ホームの武蔵野が左サイドからクロス、これを黒須選手が落ちついて決めて先制します。大分もフリーキックがバーに弾かれるなど、武蔵野ゴールを脅かす場面もありましたが、1-0のまま前半終了。


後半に入っても一進一退の展開は続きます。後半19分、大分は右サイドからのクロスを中村選手が頭で流し込んで同点ゴール。しかしその8分後には水谷選手がゴール前で相手を交わしてシュート。この見事なゴールでふたたび大分を突き放しました。


粘る大分は後半45分、1点目と同じような形から土壇場の同点ゴール。アディショナルタイムは3分。しかしまだまだ終わらなかったこの試合。再び水谷選手が相手を引き連れながら、サイドネットに突き刺したスーパーゴール。さすがの大分もこの失点はショックが大きく、カウンターからもう1点を追加され万事休すとなりました。


サッカーの魅力はいろいろありますが、やはり試合終盤での点の取り合いほど面白いものはありません。それをJFLの下位対決で見られようとは・・・ どこで面白い試合に出会えるかわからない、これがあるからサッカー観戦はやめられないのです。


試合採点

ハッスル度 6.5

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 7

当たり度 7