大会:第25回全日本大学女子サッカー選手権大会 決勝
結果:日本体育大学 1-2 早稲田大学
場所:味の素フィールド西が丘 観衆3281
とんでもない寒さの中でのインカレ決勝。試合は序盤から日体大が優勢の展開に。ワンタッチパスや裏への抜け出しなど、攻撃パターンが豊富な日体大。
38分には10番布施選手が、豪快なミドルシュートを決め先制します。前半押され気味だった早稲田は、50分にセットプレーのチャンス。多少距離がありましたが、三浦選手がドンピシャヘッドで同点。フリーキックの精度もお見事でした。
ここから試合は一進一退。両チームとも玉際の争いも激しく、見応えのある攻防に。延長が見えてきたアディショナルタイム、今度は早稲田の10番中村選手が、こちらも負けじとミドルシュート。これが見事決まり、早稲田が劇的勝利をものにしました。
試合後の監督インタビューにもありましたが、大学サッカーのレベルの高さを示した好ゲーム。3得点ともゴラッソゴールで素晴らしかったですね。ただ延長を意識してか、両チームとも交代枠を残したのは残念でした。
さて、この中からどれくらい「なでしこリーガー」が生まれるのでしょうか。「なでしこジャパンに入りたい」という声は聞かれても、「なでしこリーグに入りたい」とは聞かれない現状。高学歴の彼女達が憧れるような、リーグ環境作りは急務なのです。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 7
名勝負度 6.5
満足度 7
10番対決度 7
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