大会:なでしこリーグ1部 第16節
結果:ちふれASエルフェン埼玉 2-1 AC長野パルセイロL
場所:川越運動公園陸上競技場 観衆828
優勝チームは決まっても、残留争いはこれからが佳境。その真っ只中にいる埼玉は勝ち点3を取らないといけない試合。そのことは埼玉サポーターも分かっているので、ワンプレーごとに歓声が響く、良い雰囲気のスタジアムになっていました。
埼玉は薊選手と中村選手の右サイドを起点に、14分に先制に成功。長野はその右サイドをケアすると、20分以降は長野のワンサイドゲームに。
しかし長野攻撃陣の前に立ちはだかったのが、埼玉の助っ人ラブサット・スミス選手。高さでもパワーでも長野を完封。後半途中で交代してしまいましたが、こういうスケールの大きい外国人選手、なでしこリーグにもっと増やして欲しいです。
その後はお互いワンゴールづつ決める白熱の試合展開に。防戦一方だった埼玉が、ワンチャンスを決めた西澤選手の決勝ゴールは、この日一番の歓声に包まれました。埼玉にとっては大きな勝ち点3。
一方の長野は苦しんでいますね。得点源の大エースが抜けたのだから、当然といえば当然。横山選手のワンマンチームでなかったことを、残った選手が証明して欲しいものです。
そんなわけで内容的にも面白かった大盛り上がりの試合。恐らく埼玉側が少年少女のサッカーチームを招待していたのでしょう。「子供達に今日のような試合を見せる」。なでしこリーグのやるべきことは、これに尽きると思いますけどね。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6.5
名勝負度 6.5
満足度 7
良い雰囲気度 7
0コメント