大会:なでしこリーグ1部 第16節
結果:日テレ・ベレーザ 2-0 INAC神戸レオネッサ
場所:味の素フィールド西が丘 観衆1842
勝てばベレーザの優勝が決まるタイトルマッチ。相手はINACで舞台は西が丘、なんと地上波中継までされる最高のシチュエーション。なのにあまりに寂しかった観客数はかなりショッキング。これが今のなでしこリーグの現状なのかもしれません。
試合はベレーザの2得点と前回のリベンジ達成。得点も籾木選手のループと、田中選手の個人技と、「らしい」形からの得点でした。特に田中選手は一皮剥けた感もあり。昨年までは、味方に「取らせてもらっていた」感もありましたが、今は横山選手のように自分で取れる怖い選手になりましたからね。
一方のINACは1失点目が全て。岩渕選手の復帰が色々な部分で大きな光ですが、唯一のプロクラブながらリーグタイトルを逃し続けている現実は大きい。これだけのタレントを揃えながら、その個性が生かされていないようにも見えるのです。
そんなわけで今年のなでしこリーグもベレーザの一強でした。サッカーの質や内容でも文句無しの強さ。しかしこのクラブの最大の課題は集客面。「強さ」が「人気」に繋がっていない現状には、やれることがまだあるはず。これだけ強くて面白いサッカーを、見てもらえないなんてもったいない。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 6.5
3連覇度 10
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