川崎フロンターレ vs セレッソ大阪

大会:FUJI XEROX SUPER CUP 2018

結果:川崎フロンターレ 2-3 セレッソ大阪

場所:埼玉スタジアム2002 観衆41803


ルヴァンカップ決勝と同じカード。その時の結果もC大阪の勝利でしたが、内容では川崎が圧倒。しかしこの試合は、内容でもC大阪が川崎を上回るという展開。大型補強の川崎有利の見方が多かっただけに、C大阪の完成度にはちょっと驚きでした。


C大阪躍動の起点になっていた山口選手。技ありのゴールで先制点まで叩き出す活躍。チャンスの場面でゴール前に入ってくるプレーや、サイドチェンジなどの展開力。代表では物足りなく映っていた部分なのですが、こういうプレーが増えてくれば鬼に金棒ですね。


清武選手の活躍も日本代表にはうれしい材料。フリーキッカー不在が問題になっている昨今。人に合わせる精度では、日本ナンバーワンではないでしょうか。怪我だけは気をつけて欲しいですけど。


交代で入った高木選手の活躍など、選手が変わっても流れが変わらなかったC大阪。一方の川崎は選手交代ごとにトーンダウン気味。チームカラーの差もありますが、選手がフィットするのに時間がかかりそうなのが川崎。


大久保選手が一矢報いましたが、ゴール前で崩すような川崎らしいプレーがほとんど見られなかったのはちょっと心配。大型補強に成功し、リーグもACLもかかる期待はナンバーワン。勝負弱いチームに逆戻りされてしまっては困りますよ。


試合採点

ハッスル度 6

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 6.5

交代機能度 6.5