大会:JリーグD1 第6節
結果:横浜F・マリノス 1-1 川崎フロンターレ
場所:日産スタジアム 観衆37332
試合前からいろいろ話題も多かった神奈川ダービー。試合序盤は川崎が圧倒。完全に崩し、決定的な場面を何度も作りましたが、得点には繋がらず。決め切れないというよりも、外しまくったという印象。決めるべき時に決めないと、もちろん流れは変わってしまいますよね。
アンジェ・ポステコグルー監督に変わり、ゴール前からも繋ぐようなった横浜FM。しかし両サイドがワイドいっぱに構えるなど、モンバエルツ監督時代の名残も感じるサッカー。カウンターやサイドからチャンスを作り、大津選手のシュートなどで、流れを引き寄せて行きました。
後半に入りお互い1点ずつ取り合う展開。その後は膠着状態に入ると77分、ついに川崎は斎藤学選手を投入。復帰第1戦が、因縁の古巣相手ということで、話題性は満点。スタジアムの反応がなによりの証拠で、斎藤選手がボールを持つ度に大ブーイング。このタイミングでしか、これだけの反応はなかったでしょうし、なによりエンタメ性は抜群。
鬼木監督もそこまで狙ったわけではないでしょうが、スタジアムがヒートアップしたことは間違いなし。試合自体も最後まで白熱の展開で、十分楽しませてもらえた神奈川ダービーでした。Jリーグを興行としていろいろな人に見てもらうためには、こういうプロレス的な話題作りも重要でしょ。鬼木監督ナイスです。
試合採点
ハッスル度 7
見応え度 6.5
名勝負度 6.5
満足度 7
エンタメ度 7
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