大会:JリーグD1 第9節
結果:浦和レッズ 0-0 北海道コンサドーレ札幌
場所:埼玉スタジアム2002 観衆39091
試合前の選手紹介、ペトロヴィッチ監督には愛のあるブーイングが投げかけられ、大槻監督には大拍手。なにかと話題の多かった古巣対決。
同じ3バックのシステムで臨み、主導権を握ったのは浦和の方。前線3人の距離が近くなったため、俄然輝きを取り戻してきた興梠選手。しかし、ク・ソンユン選手のファインセーブもあり、最後のところで決めきれません。
逆に札幌は序盤こそミシャサッカーらしいダイレクトパスも繋がりましたが、徐々に浦和の圧力を受ける形に。ペトロヴィッチ監督が浦和時代、相手チームの守備的なサッカーを嘆くコメントを良く聞かれましたが、立場が変わって5バックで引いて守る姿には残念。
共に勝ち点1の痛み分けは悪くはない結果。攻守の切り替えも早く、それなりに見どころのあった試合。しかし、「攻撃的」をウリにして来たペトロヴィッチ監督の凱旋試合が、スコアレスドローだったのは皮肉な結果ではありました。
浦和は次節からオリベイラ監督にバトンタッチ。大槻監督は無敗でチームを立て直すなど、中継ぎとして完璧な結果を残しました。そのキャラクターから話題づくりにも大きく貢献。このまま消えてしまうにはもったいない。他のクラブで指揮する姿も、見てみたいものです。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5
アウトレイジ度 7
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