千葉ジェッツ vs 川崎ブレイブサンダース

大会:CHAMPIONSHIP クォーターファイナル

結果:千葉ジェッツ 61-71(22-15) 川崎ブレイブサンダース

場所:船橋アリーナ 観衆5108


「凄いものを見た」。それは試合に限ったことではなく、両ブースターの声援がぶつかり合う物凄い熱気。プロジェクションマッピングから爆破まで、本場のNBAを見ているようなド派手な演出。ハーフタイムにはクリスタルケイさんのライブまで見られるわけですから、スポーツエンターテインメントここに極まりという感じですよ。


そんな最高の舞台と雰囲気の中、選手が燃えないはずがありません。ハッキリ言えば、外国人選手達の本気度がまったく違います。特に千葉はファジーカス選手に散々にやられてしまいました。川崎の固い守備にも苦しめられ、ロースコアの展開に。


第3Q、藤井選手のロングブザービーターが決まった時には、試合は完全に川崎の流れに。そのまま61-71で川崎が第2戦を勝利すると、5分ハーフの第3試合へ。ここまでの勢いからしても、川崎有利に思えた試合展開でした。


短期勝負の第3試合。千葉はようやく外からシュートが決まるようになり、先手を取ることに成功。第2試合の流れを断ち切る意味でも、立ち上がりの攻勢は大きかった。もちろん選手達を奮い立たせたのは、千葉ブースターの大声援。試合後大野ヘッドコーチが「ホームでなければ負けてた」とコメントしていましたが、本当にそうだと思いましたよ。


というわけで、ホームの千葉が準決勝進出。両チームの健闘を讃えるように、川崎に対しても大コールが送られていました。見るほうもヘトヘトになるような熱戦。試合後は心地の良い疲れと、良いものが見れた満足感で満たされているのです。


試合採点

ハッスル度 8

見応え度 6.5

名勝負度 6

満足度 8

熱気度 10