大会:なでしこリーグ1部 第6節
結果:浦和レッズL 2-4 INAC神戸レオネッサ
場所:浦和駒場スタジアム 観衆2114
2ー4のスコア以上に「INAC強し」を感じさせた試合。2得点の京川選手はトップの位置で持ち味を発揮。同様に中央でハツラツとプレーする中島選手。やはり選手は適材適所。鈴木監督に変って、ようやくそのタレント力を引き出せているように見えるのです。
ただ松田監督時代の大発明、高瀬選手のサイドバックは現体制でも健在。持ち前のパワーに加えて競り合いも強い。この試合を決定付けるゴールも決めるなど、得点力も抜群。これだけ最強のサイドバック、代表に呼ばないなんてもったいないでしょ。
岩渕選手も復帰して、かつての黄金期も彷彿させる今シーズンのINAC。3連覇女王ベレーザとの対戦は、大いに見ものです。
一方の浦和。ベレーザ戦よりもはるかに多くのチャンスを作り出し、セットプレーから菅澤選手が2得点も決めました。ただ前節から失点する時間帯の悪さはいかんともしがたい。試合開始直後、前半終了間際、そして得点した直後と、絶対に失点してはいけない時間帯にことごとく失点。これでは試合のリズムを掴むのは難しいですよね。
もちろん選手達は、失点してはいけない時間なのは重々理解しているはず。逆に言えばINACの選手達が、ギアの上げどころを分かっているとも言えるんですけどね。
試合採点
ハッスル度 6.5
見応え度 6.5
名勝負度 6
満足度 7
彷彿度 7
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