大会:CHAMPIONSHIP FINAL 2017-18
結果:アルバルク東京 85-60 千葉ジェッツ
場所:横浜アリーナ 観衆12005
12000人ものブースターで埋まった横浜アリーナ。2回目にして早くもプレミア化しそうなBリーグファイナル。試合の方も否が応にも期待感が高まりましたが、予想外に一方的な展開となってしまいました。
序盤こそ一進一退でしたが、第2Q終盤に行くにつれ東京がギアアップ。ゴール前でパスを回し、千葉ディフェンスを外すとフリーでシュート。中も外も決定率が高く、東京らしい攻撃の形で徐々に千葉との点差を広げて行きます。
東京は最後まで試合の流れを渡しませんでした。千葉に流れが傾きかけそうな時、決まってゴールを決めたのが田中選手。千葉の勢いを止めるプレーを連発で、まさにMVPに相応しい活躍でした。
第2Qのラスト、千葉のライオンズ選手のファインゴールの直後、すぐさまウィリアムズ選手がロングブザービーターを決めたところに、この試合の東京の勢いが表れていました。
一方の千葉は東京ディフェンスに苦しめられ、なかなか決定率が上がりません。速攻の形も封じられ、東京とは逆に千葉の良さを全く出せない試合展開。特に富樫選手の3Pが入らないことで、なかなか勢いに乗ることが難しくなってしまいました。
チームの特徴を出せた東京と、出せなかった千葉。それがそのまま結果につながってしまった決勝戦。好勝負を期待する者にとっては、少し残念な試合内容ではありました。それでもファイナルという特別な空気感や緊張感、そしてエンターテインメントとしては、十分楽しむことはできましたけどね。
試合採点
ハッスル度 6
見応え度 6.5
名勝負度 5.5
満足度 6
持ち味発揮の差度 7
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