大会:キリンチャレンジカップ2018
結果:日本 0-2 ガーナ
場所:日産スタジアム 観衆64520
西野ジャパンの初戦が、壮行試合という異常事態。腰の重いサッカー協会がそんな大ナタを振るったワケは、末期的だったハリルジャパンの停滞感を払拭するため。だからこそこの試合で一番感じたかったことは、「変わったぞ」という期待感。
3バックのシステムなり、見た目こそ大きく変っているのですが、なぜか彷彿させたのはザックジャパン時代のサッカー。そう思わせた要因はやはり本田選手のポジショニング。2シャドーの一角ながら、自身のポジションを空けて自由に動き回る姿はトップ下の選手の様。
西野ジャパンというよりも本田ジャパン。これではただ、時間が巻き戻ってしまっただけなんですけどね。
このシステムのポイントは、やはり両ウィングバック。序盤こそ長友選手のクロスでチャンスを演出しましたが、ガーナにその裏を狙われてあっさりと弱点も露呈。選手の消耗度も高く、やはり5バックになる時間も長くなってしまいました。
結果も内容も伴わず、3バックを続けるかさえ怪しくなってきそうな雲行。期待感どころか、不安いっぱいの状態でワールドカップに臨むことに。もうこの状況を打開するには、初戦のコロンビアに勝つことだけ。その前に、明日の西野監督のメンバー発表にも注目です。
試合採点
ハッスル度 4.5
見応え度 5
名勝負度 5
満足度 4
不安いっぱい度 10
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