大会:国際親善試合
結果:日本 0-2 スイス
場所:テレビ観戦
ガーナ戦から慣れ親しんだ4ー2ー3ー1へと変更。それでも結果は同じく0-2の完敗。ガーナ戦よりも内容的には悪くなかったですが、結果は順当。一番肝心な、本番で番狂わせを起こせそうな予感は感じられませんでした。
序盤は攻守の切り替えも早く、縦に早い攻撃とボールを繋ぐ所との判断も良かった。この辺のコントロールをしていたのが大島選手。本田選手が中央に収まったことで、サイドのポジションに穴が空くリスクも軽減しました。しかし、FIFAランク61位のチームが、6位を相手にどうすれば勝てるか。
番狂わせに欠かせないのがゴールキーパーの活躍ですが、自らのミスでピンチを招いているようでは問題外。どうやって点を取るのかも未だ見えてこず、頼みのフリーキックも得点の匂いはまったくしません。
今の日本で唯一有利に立っている点があるとすれば「謎」。選手ですら3バックなのか4バックなのか分からないのですから、相手監督にとっては分析のしようがありません。
4年前は戦う前に日本の弱点を丸裸にされていましたが、今回はさすがのペケルマン監督でも手の打ちようがなし。その情報戦が大成功したのが南アフリカでの岡田ジャパン。西野監督がそこまで計算しているとは思えませんが、今の日本のよりどころは、西野監督にその秘策があるかどうか。
試合採点
ハッスル度 5
見応え度 5.5
名勝負度 5.5
満足度 5
情報戦度 6
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